Windows版Apache構築方法です。
ちなみに、独学がメイン
今回のインストールバージョンはapache_1.3.22-win32です。
インストール作業について
インストールについては、あまり考えずそのままインストールすることで問題はありません。(できれば、Cドライブが理想です。)
- 基本入力
- Network Domain(何でもいいです。仮想のドメインもしくはIPアドレス)
- Server Name(何でもいいです。パソコン名にしました。)
- Administrator'sEmailAddress(何でもいいけど、適当に入れてね)
これだけ気をつけていれば問題ありません。
Apacheの起動、停止、再起動について
- WindowsのApacheは起動、停止、再起動はコマンド入力でないくても可能です。スタートとメニューにApacheのコマンドがありますので、そこで起動、停止、再起動が可能です。
httpd.confの設定
- Win版はhttpd.confの設定がうまくいけばすべてうまくいきますので、この設定方法だけはしっかりと熟知する必要があるが、設定する場所だけの熟知でけわかればいいかな?それ以上は趣味の問題です。それでは具体例は以下のとおりです。
- Port 80
- 標準は80です。必要に応じてポートを変更しましょう。なお、Win版ではIISとの整合性があるので他に変更したほうがいいでしょう。ちなみに、私は8080に変更しています。
- DocumentRootの設定
- # DocumentRoot: The directory out of which you will serve your
# documents. By default, all requests are taken from this directory, but
# symbolic links and aliases may be used to point to other locations.
DocumentRoot "c:/web/htdocs"
- # This should be changed to whatever you set DocumentRoot to.
<Directory "c:/web/htdocs">
- DocumentRoot は上記の部分を変更を変更すれば、管理しやすくなります。上記は変更後です。
- UserDirの設定
- <IfModule mod_userdir.c>
UserDir "c:/web/users/"
</IfModule>
- UserDirの設定は上記のとおり変更したほうが管理しやすいです。
- 設定後について
- 設定後は必ずApacheの再起動を実施してください。また、再起動後は、ブラウザーの確認が必要です。
- その他
- IISをかじってから、Apacheに移行した時に感じたことは以下のとおりです。
- 日本語対応でない。(フォルダーとファイル名に注意)
- スタートページが違う。Apacheはindex.html(変更可能)
- どうしてタダなのかな?
ユーザ認証したい。。。方へ
Apacheでユーザ認証を練習した結果です。ちなみに、私が適当にインストールして動作した結果です。間違っていたらごめんなさい。
- CGIをインストールする。(本当に必要なのか?今はわかりませんが多分必要)
- Windows用Perlの入手(ActivePerlの入手)
- 入手先------http://www.activestate.com
- ActivePerl-5.6.1.631-MSWin32-x86.msiをダウンロード
インストール作業
- 基本的には、そのままインストールしても問題なし。(c:\にインストールしました。「多分Apacheと同じドライブにインストールしたほうがいいのではないのかな?」
- 起動方法
- DOSコマンドにて
- cd c:\program flles\apache group\apache\cgi-bin[enter]
- printenv.pl[enter]
- システム環境設定が表示されればOK
- printenv.plの設定変更
- テキストラインにて
- 一行目の変更して上書き変更は以下のとおり
- #!/usr/local/bin/perl(変更前)
- #!perl(変更後)
- 一般ユーザにCGIを許可するには
- httpd.confの設定
- #####################################
#<Directory />
# Options FollowSymLinks
# AllowOverride None
#</Directory>
#####################################
<Directory />
Options FollowSymLinks ExecCGI
AllowOverride None
</Directory>
- 上記####の部分を変更
- #######################################
#AddHandler cgi-script .cgi
#######################################
AddHandler cgi-script .cgi
- 上記####の部分を変更
- <Directory />
AuthType Basic
AuthName "保護区域"
AuthUserFile "c:/web/auth/auth"
require user ataru ##ユーザ追加場合ここに追加する。
</Directory>
- 追加記載及びc:/web/authフォルダーの作成
- ユーザの追加作業
- DOSコマンドにて
- cd c:\program flles\apache group\apache\bin[enter]
- htpasswd auth [ユーザ名][enter]
- 追加の場合
- htpasswd -c auth [ユーザ名][enter]
- 終了後c:\program flles\apache group\apache\binのデータをc:\web\authフォルダーにコピー
- 以上でユーザ認証が可能でした。