3-1　まずは起動しましょう。

• ブート画面にて以下のような選択があります。
  Boot：（Enter）
  とりあえず何も入力せずに（Enter）キーを押します。
  特に問題がなければそのまま起動します。
  また、何か問題がある場合は、画面に表示がでますので、注意しながら確認しましょう。
  
  ちなみに、私が初めて起動させた時には、ＳＣＳＩがうまく認識できないようでしたので、Knoppix　noscsi　を入力して起動しました。

3-2　各種設定を行いましょう。

• ネットワークの設定
  ディスクトップメニューを以下のとおり操作して設定しましょう。
  なお、ネットワークの設定は事前に環境を確認して設定しましょう。
  

  「K」マーク
  ＫＮＯＰＰＩＸ
  Network/Internet
  ネットワークカードの設定

  
  
• ブラウザの設定（Mozilla）
  特に設定することは無いと思いますが、自宅や会社などでプロキシサーバを構築している場合などに設定しましょう。また、セキュリティ設定についてもこちらで可能なので一度は確認してください。
  

  Mozillaを起動

  編集（E）をクリック

  設定（E）をクリック

  編集カテゴリの「詳細」をクリック

  プロキシをクリック

3-3　設定を保存しましょう。

• 設定が完了しましたら以下の方法にて設定の保存をしてください。
  

  「K」マーク

  ＫＮＯＰＰＩＸ

  Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅ

  KNOPPIXの設定を保存

  アーカイブ保存について特に問題ない場合はすべてチェックを入れる。

3-4　再起動時のコマンドを覚えましょう。

Boot時のコマンド	コマンド内容
Knoppix myconfig=scan	保存した環境設定を読み込んでKNOPPIXを起動する。 デバイス名をmyconfig=scanにすると、自動的に探して読み込んで起動する。
Knoppix myhome=scan	ホームディレクトリを読み込みデバイスを指定。永続的なホームディレクトリを作った場合は、毎回起動時にこれを設定する。 myhome＝scanとすると、自動的に探して読み込んで起動する。
Knoppix lang=us	言語、キーボードを英語に選択するus以外に指定できるオプションは cs,da,de,es,dr,nl,it,pl,ru,skなどがある。
Knoppix 2	Runlevelに２を指定
Knoppix noscsi	ＳＣＳＩドライバを組み込まないで起動
Knoppix nopcmcia	ＰＣＭＣＩＡドライバを組み込まないで起動
Knoppix nousb	USBドライバを組み込まないで起動
Knoppix noswap	スワップファイルを組み込まないで起動