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■合宿
◎2012年度 中学・高校少林寺拳法連盟本部合宿
 8月7日(火)〜9日(木)にかけて本部合宿が開催され、全国から中学生・高校生が参加しました。この合宿の目的は、少林寺拳法の修練を通して拠りどころとなる自己を確立し、相手とともに上達することを楽しみ、さらに少林寺拳法の修練が自分と相手にどのような変化をもたらすかを実感することです。
 技術修練は基本→法形→乱捕り→演武の流れに沿って行い、間合いの取り方など、演武における注意点が確認されました。また補強運動では、刺激に反射・反応する能力を高めることを目的とし、基礎体力(体幹)を高めるトレーニングを行いました。
 学科指導は、全体講義として「少林寺拳法創始の動機と目的」・「中学生・高校生が少林寺拳法を修練する意義」、また資格別に分かれて「本当の強さとは」について考え、まとめとして班別討議を行い、自分の意見を発表し、実りある3日間となりました。
鎮魂行
全体講義 補強運動

合宿に参加した富士見丘高校 岡本みさと 拳士の感想を紹介します。
「本部合宿に参加して」
 私たちは、少林寺拳法本部合宿に参加して、日本全国の少林寺拳法を学んでいる白帯から黒帯までの中学生・高校生拳士と時間を共に過ごし、技の向上はもちろんのこと、なぜ私たちは少林寺拳法をやっているのか、本当の強さとは何かなどの学びや気持ちの面でもたくさんの事を学ぶことができました。
 今回の本部合宿では、級と段別に分かれて行う技の練習や、少林寺拳法の動きに大切なインナーマッスルを鍛える体幹トレーニング、他の学校の拳士と組んで演武会をしました。
 一番印象に残っているのは、他校の拳士と演武をしたことです。初めて会った拳士と演武をやることは新鮮な体験でしたし、学校によって形も少し違うので、決して簡単ではありませんでした。しかし練習をしていると、相手がどのように演武練習をしているか、他の学校に比べて自分達の学校には何が足りないのかなどが分かり、とても勉強になりました。また、完成に向けて相手と相談したり、仲間と演武の講評をしあったりすることは何よりも楽しかったです。このような初めて会う拳士と組む機会は、別の時間帯の法形の練習の時や運用法練習などの時にもあり、とても貴重な体験となりました。この本部合宿を通じてたくさんのものを得ることができたと実感しています。
 違う学校や地域の拳士と組む機会は多くないので、この本部合宿で友人の輪が広がった、ということが私の中の素晴らしい思い出になりました。これからもこのような行事を通じて拳士たちが技術の向上と共に友人の輪も広げていき、少林寺拳法のこれからの活動をより良いものにしていこうと思います。
資格別実技
乱捕
演武 資格別討議
作務
過去の中学・高校少林寺拳法連盟本部合宿
平成21年度 平成22年度
平成23年度
 
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